好調の、その先へ。

10月13日(日)、14日(祝)の合宿を終え、徐々に受験に対して前向きに向かっていこうとする生徒が増えてきました。

実力テストが平易な中で「たやすく合格できるのではないか」という安易な考えが広まりそうな予感もありましたが、今のところ、実直に向かう生徒が増えてきて、クラス全体にも緊張感が増し、合宿をした甲斐があったなと思う今日この頃です。

さて、今日、成績処理班から第2回秋田県全県模試の成績票を手渡されました。
わが塾としては、過去にないほどの好成績でした。絶好調そのものです。

しかし、楽観視しているわけではありません。

志望校は人それぞれで、合格ラインに到達している者、ボーダーライン上の者、まだまだ上を見上げなければいけない者とが混在する状態であることは否定できません。勿論、これは毎年のことで、今年に限ったことではありません。一人ひとりの希望を叶えるためには、まだまだすべきことはたくさんあります。

とはいえ順調ですから、
ここまで来ると、次の懸念事項は
「過信」です。

好調ムードに水を差すのが、意外に好調な生徒「自身」の過信から出る言葉。自らを磨き続けることができるかどうかは、「合格したいという思いをどれだけ継続できるか」にかかっていると思います。過信しないように、必要なことは最低限取り組んでもらって、その先は生徒それぞれに個別に提案をしていますが、過信だけが一番心配です。

まだ基礎が十分備わっていない部分があると判断している以上、入試問題を闇雲に解いても、まだそれに対応しうる力などありません。今は、着実に階段を上がるがごとく、我慢のしどころです。もう少し進めば、公立高校入試の過去問にたどり着ける!

私も、生徒も、ただひたすらに合格する姿を描きながら、実直に、ひたむきに学びを継続していきます。そうやって、今まで合格を一つひとつ勝ちとってきたのですから・・・。

2019年10月18日