「全員合格」と「ストーリー」

公立高校入試の一般選抜合格発表が終わりました。
一斉指導クラス8名,個別指導:1名 計9名の合格・進学先です。

今年度の公立高校入試一般選抜は、合格率100%を達成致しました。
開塾して7年、5度目の100%達成です。

秋田高校   2名

秋田南高校  3名

秋田北高校  1名(前期)

秋田工業高校 1名

新屋高校   1名

秋田商業高校 1名

今年は、各中学校の実力テストの結果が
そのまま鵜呑みにできるほど私の感触通りのものではなかったため、
秋田県全県模試の結果を参考に、それぞれに進路指導を行いました。

受験校ごとの特徴などを考慮し、
どの教科でどのぐらいの「てこ入れ」すべきかを
丁寧に指導していきました。

同じ模試を使っていても、同じテスト結果を用いていても
結局は、その塾次第なのだと思います。

どの塾でも共通しているのは
不合格者が出たとしても、そこには必ず「ストーリー」があります。
わが塾も2年前、3年前にパーフェクトを逃がしました。

「点数が明らかに足りなくても勝負をかけた・・・」のが、4名。
あと少しだったのかもしれない…当時は悔しさでいっぱいでした。
親御さんから「最高得点を出してくれたからさ・・・という慰めも
全くもって受け入れることができなかった、あの時の自分。
今でも、光景とともに当時の心情もよみがえります。


合格者だけでなく、不合格者にも「ストーリー」があります。
私たち塾講師は、生徒たちのストーリーの中にいる登場人物です。
ときにストーリーの内容を大きく変えてしまう脇役です。

今年のパーフェクト達成は、
塾としては大変誇りに思います。

一方で、これは一つひとつのストーリーの総体なのであって
パーフェクトは、その総体としてできたものの一つなのです。

ですから、パーフェクトを達成しても、
私に緩みなどありません。
次々に新たなストーリーが始まり、私も加わっていきます。

 

常にパーフェクトを目指し、精進していきます。
そして、塾生たちのストーリーに登場し、
彼らの歩みを伴走していきます。

これがまさに「オンリーワン」の進路指導です。

勉強に不安を抱えている生徒諸君、
この「オンリーワン」の指導を受講したい諸君には
まだ、座席があります。
昨年のように
入りたくても満員でお断りするようなことになる前に
来ていただけたら、私もストーリーの脇役になります。

2020年03月15日