「国語」といふ教科

わが塾は「国語力養成塾」の名のもと、全学年で国語を必修化しています。

学習の基盤となる国語の力をできるだけ養成したところに、各教科の知識や技能を積んでいく。そしてまた基盤の強化を…という繰り返し。まさに、国語は土壌・基礎部分であり、他の教科は植物・動物、建築物のようなものです。

受験においても、国語の学習を通して、他の教科に大きな波及効果を生む点で、最重要教科であると考えています。

「国語指導における大切な事項」は、塾生だけが享受されるべきことですから、あえて具体的な事項までは書きませんが、少なくとも、その場しのぎで対処できるようなものではないということを、知ってもらいたく、以下で述べます。


 我が塾に入ってからの指導に限って説明しましょう。我が塾の指導ではいくつかの「関門」が待ち構えています。

 第1の関門は「小6」に訪れます。これは非常に「特殊な」指導になります。この指導をクリアできた生徒は、中学校での国語では大きな不安要素は抱えません(いろいろとサボると、誰もが成績に不安を抱えますが)。中3の高校入試模試(全県模試)の上位層(とりわけ国語)に名を連ねる生徒たちは、この指導を受け、クリアしてきた生徒たちばかりです。


 第2の関門は「中3」です。中1以降に入塾した生徒は、残念ながら第1の関門の「特殊な」指導を受けていません。しかし、この「特殊な」指導は、中3段階で適用すると、効果がなかったり逆効果になったりする恐れがあり、中学生の彼らに提供するのは、少々リスクがあります。

 そこでリスクを回避したものとして実践しているのが「良質な文章、良質な問題を解くこと」なのです。受験を制するための国語とどう向き合うのか。

ポイントは

・教材選び

・教材使用のタイミング

・授業時の工夫 の3点です。

上記3つについて「指導経験」「教材研究」および「私の感覚」をもとに適切な選択肢を採用し、指導しています。

ちなみに、第1回全県模試の国語は、塾内平均が全体平均よりも20点弱高くなりました。長く通っている生徒が多い学年では、すでに相応のレベルまで仕上がっており、ここから入試レベルへの引き上げだけという、順調な流れができております。

「特殊な」指導に加え、教材の選択・タイミング、授業とがうまくかみあうと、優秀な成績を収める生徒が増え始めます。今年は、他教科についても同平均で10~20点のプラスとなっており、このあとの「仕上げ」にポイントが移ってきております。

とはいえ、順調に教務が進んでいることのあらわれです。

さて、第3の関門は…。

(次回へ続く)

2019年09月19日